エステサロン経営において、売上を上げる最も理想的な手法は「値上げ」
同時に、最もハードルが高いと考えられている手法です。
値上げへの誤解
値上げをする際、よくありがちな誤解の一つが、既存のお客様に対する認識です。
多くのサロン様が、値上げをするにあたり「どのようなプレゼンをしていけばいいのか」「値上げに対しての納得を得られるか」ということを心配します。
これは基本的には無理な話なのです。
100円200円の値上げならともかく、2000円とか3000円の値上げを行えば、まず間違いなくどんなに上手なプレゼンをしたとしても、既存のお客様は離れていきます。
値上げは顧客層の移行
厳密に言うと既存のお客様に対してこそ「値段が高くなった!」ように見えます。しかし、あなたのサロンを知らない人からみたら、これは「値上げ」ではありません。
広い視点でみれば新しいターゲット層、新しい価格帯への移行そのものに他ならないのです。
エステは値段が決まってない
値上げをする際ありがちな、もう一つ誤解が、新規のお客様に対する認識です。
そもそもエステには値段が決まっていません。もちろん相場はありますが、それでも価格帯は60分5000円〜30000円と幅広いです。
そして、お客様はエステという商品に対して
5000円=格安エステ
30000円=高級エステ
というイメージを持ちます。決して「高い!」とは思わないのです。
サービスに質を向上
ただ値上げだけしても、もちろんうまくいきません。
単に値上げだけしたのでは、既存顧客は必ず減ります。新規のお客様も「質の高いエステ」だと思って来店してきます。今以上にリピート率も減ってしまいます。
よって、今以上に高いサービスと技術を提供しなければいけません。
このことは忘れないでください。
まとめ
値上げ=新しいお客様を集客するキッカケ
こう考えてみてはどうでしょうか。