動画による情報発信は今なお有効です。※1
むしろ動画を観る人はさらに増えています。
最近はエステサロンでも店舗のYouTubeアカウント・チャンネルを作って紹介動画などをアップしているのを見かけるようになりました。
結論から言えば、エステサロンでもYouTube動画の認知効果は絶大です。
文章を読まない人が急増
これは動画が人気というより、文章を嫌う人が増えています。
動画というのはテレビと同じで受動的に情報が入ってくるコンテンツで、本やブログのような文章のように能動的に情報をキャッチしていく手間がないのでラクなんです。
コロナ自粛によってパソコンと向き合う時間がより増えたのも後押しになっています。
動画コンテンツが増えてることもあって、より情報の受け取りがラクな動画にユーザーが流れていっている感じです。
「文章を読まない人が極端に増えた」と入ったほうが正確だと思います。
YouTubeはリラクゼーション
動画人気ということで、YouTubeのような動画プラットフォームに人気があるのは確かですが、ここからの集客にはテクニックが必要になります。
なぜならユーザーがYouTubeに求めているのは宣伝ではなく、おもしろコンテンツ・癒しコンテンツです。
再生数が伸びていくのはYouTuberの面白い企画や、ペットの可愛い動画です。
ビジネス系・商品紹介系の動画も増えていた時期もありますが、面白コンテンツに比べたら再生数も拡散力も少ないです。
つまりは、YouTubeを見ている時間というのは、施術時間と同じで『リラックス目的』であって、商品比較のような『リサーチ目的』でYouTubeを開く人が少ないということ。
なので、直接的な集客の入り口にはなりにくいのです。
Google検索がスタート
エステサロンを探す人の多くは、結局はGoogle検索やTwitterの口コミなど。難しい文章媒体でのリサーチに行き着くわけです。
現代の消費行動はSNS(YouTube含む)で気になった情報を、最後はGoogleで検索するのです。これは「ウルサス」とも呼ばれ、マーケティング法則になっています。
ソーシャルコマースと言って、SNSで直接購買を行うシーンも増えていますが、商品価格が高額になるほどWEB検索にユーザーが流れていきます。
よって エステ来店の導線は
YouTubeで店舗を知る→Googleでお店を調べる
という流れがスタンダードになっています。
YouTube認知のコツ
最終的にGoogle検索されてしまうにしても、YouTubeの認知効果は絶大です。
美容チャンネルなどを開設して、積極的に動画コンテンツを発信していけば、自ずと店舗の認知にもつながります。
前述のように、ユーザーはリラックス目的でYouTubeを巡回しています。
動画作成のコツとしては 店舗宣伝はできるだけなくして、興味の湧く情報をどんどん流していくようにしましょう。
- 施術シーン
- スキンケアの方法
- ダイエットレシピ
- メイクアップ
などは人気で、再生回数が伸びやすい傾向にあります。※2
最初と最後の挨拶程度のお店紹介を入れておくだけで、ユーザーはホームページを探してきてくれます。
リンクを貼っておいても良いのですが、経験上9割くらいの人はクリックせず、WEB検索かホットペッパー検索で入ってきます。
効果測定をするのであれば、新規来店時などに「何を見て店舗を認知してくれたのか?」というアンケートをとってみてください。
「最初はYouTubeで知りました!」という人が 結構います。
これから新規集客を伸ばしていきたいなら、ぜひ動画コンテンツの発信を強めてみてください。
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<参考>
※1 株式会社クロス・マーケティング『YouTubeの利用実態に関する調査』
※2 東京都市大学横浜キャンパス情報メディアジャーナル 2021. 3 第 22 号『YouTube 動画を若者はなぜ視聴するのか』