なぜ運動すると痩せるのか
ダイエットと言えば運動を思い浮かべると思います。運動により摂取したカロリー以上のカロリーを消費することで不足エネルギーを脂肪から補充することで、体重の減量を図るためです。
・どうやって脂肪は燃焼するの
体は不足エネルギーを補うために脂肪を燃焼しますが、かといって、突然脂肪が燃えてエネルギーになるわけではありません。
・脂肪は分解される
エネルギーを生み出すのは筋肉です。そのため、筋肉に脂肪を届ける必要があります。そして筋肉に脂肪を届けるためには、血中に脂肪を送る必要があります。
この時、脂肪はそのままでは血中には入れないので、小さく分解されます。
・筋肉で燃焼(消費)
こうして分解され血液で運ばれた脂肪は筋肉でエネルギー源として消費されます。結果として体重が落ち、この一連の流れを「脂肪が燃焼した」と呼ばれます。
正確には脂肪の分解と筋肉での消費なんですね。
脂肪を分解する酵素 リパーゼ
先ほど、脂肪を分解すると記述しましたが、この分解には、分解する何かが必要です。建物を壊すには解体屋さんがいますよね。(余談:よくテレビなどでハンマー使ってバキバキやっていますがコツがいるらしいです)
脂肪も同じで解体屋さんがいます。それがリパーゼという酵素です。※1
・リパーゼは42度付近で活性
リパーゼは筋肉の温度が42度付近になると活性し、脂肪を分解し始めます。
ただし、42度を超えると、逆にリパーゼの働きが弱くなってしまいます。激しい運動よりも、ジョギングのような軽い運動を長く続けるほうがおすすめです。※2
高周波エステでリパーゼを活性化
高周波によってリパーゼが活性化する温度まで、施術部位を温めることができます。
通常の運動では、特に温まりやすい部位(内臓や胸)のリパーゼが多く活性化します。そのため、内臓や胸の脂肪は分解されやすく、体重は落ちても「細くなった」と実感しにくいわけです。
・狙った部位のリパーゼを活性
高周波エステはバイポーラ式プローブにより、二の腕やくびれなどを施術できるので、部分的にリパーゼの働きを活性化させられます。
狙った部位の脂肪の分解を直接促すことができます。
<参考>
※1 リパーゼ による脂肪燃焼のメカニズムは『J D Corbin, E M Reimann, D A Walsh, E G Krebs, (1970) J Biol Chem ;245 :4849-51』により解明。
※2 参考記事 Oka Pharmacy Co.,Ltd『有酸素運動と無酸素運動』