ダイエットが乾燥肌の原因となることがあります。ダイエット中は、体に脂肪がつくことを気にして脂っこいもの(脂質)を制限してしまいます。
脂質の摂取量が不足すると、オメガ3脂肪酸が不足します。必要な脂肪酸の不足は、結果として乾燥肌を招きます。
オメガ3脂肪酸が不足
脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。さらに不飽和脂肪酸はオメガ3、オメガ6、オメガ9に分けられます。オメガ3とオメガ6は必須脂肪酸で、オメガ6は普段の食事で足りているのですが、オメガ3は不足気味です。
脂肪酸の働き
細胞膜を構成しているのが脂肪酸です。体内で合成できない必須脂肪酸が不足すると、細胞膜の質が悪くなったり、ターンオーバーが乱れます。
肌の水分保持力は細胞間脂質が80%、天然保湿因子18%、皮脂が2%です。細胞間脂質と天然保湿因子はターンオーバーの過程で生まれるので、必須脂肪酸が不足してターンオーバーが乱れれば肌が乾燥します。
オメガ3が豊富な食品
オメガ3脂肪酸は魚、亜麻仁油、しそ油、クルミなどに多く含まれています。魚ではイワシ、サンマ、サバなどの青魚に多く含まれています。
伝統的な和食は魚を豊富に摂取するので、オメガ3をたくさん摂ることができます。また、魚の脂は体内でも消化・燃焼しやすいので、体に脂肪がつくことを防げます。(もちろん最低限の運動は必要ですが...)
亜麻仁油やしそ油は熱に弱いので、サラダや納豆などにかけて生で摂取することがおすすめです。クルミはおやつにつまみやすいですね。
脂を摂取しすぎたと感じたら、一緒にDMKも摂取しましょう。水溶性ケイ素の乳化作用により、油の吸収を促進できます。
矛盾するようですが、脂質は必要な美容に必要な栄養素です。DMKで太らずに脂質を摂取しましょう。