顧客の利便性向上を目的とした「アプリ」を作成する企業は増えています。
このコロナをきっかけにモバイルオーダーなどを受け付けるアプリをリリースした飲食店は多くあります。
「アプリってなんかカッコいい」からうちも作ろう!←というのであればちょっと待ってください。
一方でアプリを作ったもののインストール数(アクティブユーザー数)が伸びずに、アプリを撤退してしまうお店も多くあります。
この決定的な違いは、店舗規模になります。
アプリを作るべき基準は?
アプリはスマホの発明以来 年々増えてきています。
このブームにのっかり自分たちもアプリを開発した方がいいか。その判断基準は利用頻度になります。
アプリはインストールすると(iPhoneなら強制的に)ホーム画面に置かれるわけですが。わざわざホーム画面の1枠を確保するほど「よく使うかどうか?」が判断基準になります。
- SNSのように常に新しい情報が更新されていく
- よく利用するお店でポイントが貯まる
- お得なキャンペーンがある
利用するメリットがないとあまり使わないので、アプリをインストールするメリットがないのです。
インストール割引などで促すことはできますが、すぐに消されてしまいます。
小さい更新なら公式LINEで
お客様の利用する頻度が少ないと思うのであれば『公式LINEアカウント』を利用するのがおすすめです。
LINE自体はほとんどの人が毎日使うアプリです。
そのアプリのコンテンツの「お気に入り」の1つとして登録するのであれば、デメリットは少なくなります。
クーポン発行やポイント付与などもできるので、公式LINEの作成した方が好まれるでしょう。登録も「友達登録」で簡単いできるので、ユーザー数も増やしやすいです。
※一部開発が必要な機能もありますが、アプリ開発よりも安く済みます。
目的はリピーターを育てる
アプリにしろ公式LINEにしろ、目的はリピーター様の獲得です。
登録してもらうことを目標に、友達登録割引などを設定している例はたくさんありますが、目的を忘れてはいけません。
アプリもLINEも これは情報共有速度の高いツールでしかありません。
有益な情報の発信や、お得なキャンペーンの共有など。ためになるアプリ(またはLINE)は必ず登録してもらえますし、きっかけがあれば再来店したくなります。