器具・備品の耐用年数
美容やエステ施術のために利用されるエステ機器も、他の製品と同様に耐用年数があります。
実際には長く使えるものでも、会計上は減価償却といい、その物品の価値が年を重ねるごとに下がっていきます。
耐用年数はその価値がなくなっていく年数を表しています。
減価償却の対象になっているものは、機械や建物など多くの物品に耐用年数が設定されていて、中には家畜や果樹といった生物も含まれます。
エステ機器の耐用年数
耐用年数は機器の構造や用途などを元に、国税庁の『法定耐用年数表』で算出します。
今回のエステ機器にあたる理容・美容機器の耐用年数は5年となっています。
物品の価値はその耐用年数によって、年々価値が下がります。会計上では、それを減価償却という形で表します。
エステ機器は5年間は減価償却に使えるということです。
5年後はどうなる?
耐用年数を過ぎても正常に動くのであれば5年後も使えます。
メーカーは国税庁の定める耐用年数以上に動くモノを作る義務があります。しかし、5年ぴったりで壊す設計をするわけではないので5年以上動きます。
耐用年数を過ぎたら、こまめにメンテナンスで見てもらったほうがいいでしょう。
ただしどんなの正常に稼働していても、減価償却には使えないので経費計上はできません。ここだけは留意しましょう。
蛇足になりますが、
サロンの他の設備の耐用年数はどのようになっているのでしょうか。
その他の製品の耐用年数
施術に使用するベッドの耐用年数は8年で痩身機器よりも3年長いです。
エアコンは6年、冷蔵庫や洗濯機も6年、カーテンや座布団は3年となっています。
それ以外にも、会計や集客に必須なパソコンは4年というように設定されています。
また、クリニック用の機器に関しては、手術器具が5年、調剤機器は6年、歯科治療用ユニットは7年となっています。
じつは、娯楽に関するものにも耐用年数があり、将棋や麻雀の道具は5年となっています。
耐用年数が特に長いのが建物、その中で一番長いのが、鉄筋コンクリート造りの事務所用の建物で50年となっています。
新しいエステ機器を購入予定の方や、新規店舗オープンの方は、ぜひ耐用年数も確認して見てください。
ハイパーナイフ
ハイパーナイフも理容・美容機器になります。5年間の経費計上にも使えます。
株式会社ワムが開発・販売・導入フォローを一貫して行なっています。万が一の故障やトラブル・品質低下にも、迅速な対応をいたします。
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