チラシを使って集客を行なっていく場合、どのタイミングで内容を変更するのが正解なのでしょうか?
チラシはすべて見られている訳じゃない
「毎回チラシを変えたほうがいいんじゃないか?」 と考えている人の心理として 「自分の配ったチラシを地域の人たちがちゃんと見てくれている」 という思い込みがあります。
借りに1000部のチラシを配ったとして、読まれるのはせいぜい30〜50枚でしょう。
あなた自身も経験があると思いますが、チラシのほとんどは「読まれずに捨てられる」あるいは「一瞥して捨てられる」のです。
ほぼ全てのチラシに言えることですが、お客様が飽きてるのではなくて、配る側が飽きている場合がほとんどなのです!
全ては費用対効果次第
チラシの内容の変更を検討するタイミングは、費用対効果が出ているか?出ていないか?です。
10万円でチラシを配り、10人の新規来店があったとします。このうちの1人のお客様から10万円のコース契約、あるいは回数券購入があれば、費用対効果は0です。
20人の新規来店があり、2人のお客様から10万円のコース契約(合計20万円)があれば、費用対効果が良いので続けましょう。
このサロンの場合、10人の新規来店がボーダーラインとなるので、新規来店数が10人を下回るようになったら内容変更をオススメします。
効果測定は必須
チラシに限らず、集客の内容を変更するタイミングは費用対効果が悪くなった時です。
つまり、毎回のアクションに対して費用対効果の計測を行なっていないのであれば、そもそも判断すらできないのです。
「チラシ限定クーポン」 「○○を見て来店してくれたお客様××%OFF」 「『番組を見た』という方には××をプレゼント」 よく見かける宣伝内容ですが、このようなキャンペーンにはどの媒体で来店してくれたのかを計測する意味もあります。
ぜひ、毎回のアクションごとに費用対効果を計測し、継続か変更かの判断をしていけるようにしましょう。